映画1,2 (秒速5センチ、ロボとーちゃん)
実家からひとり暮らしのゴミ部屋に戻ってきて、一日の半分ぐらい寝ている。
いつものことだが、目覚めると夢をよく覚えている。今朝は二度寝したら連続して人に殴る蹴るの暴行を加える夢を見たものだから、しばらく気分が落ち込んだ。(その後少年漫画的なド派手なアクションだったからセーフってことにした)
深夜にテレビで放送していた『秒速5センチメートル』を観た。
たまたま。テレビなんてめったに付けないのに、たまたまポチッとしたらちょうど放送開始したものだから。
高校生の時に一度観たことがあったけれど、全然覚えていなかった。
なんだかあの頃は「アニメオタクなら秒速を観て死にたくならなければいけない」みたいな風潮があった気がする。そのせいかわからないけれど、というかまだ高校生だったからってのが大きいからだろうけれど、あんまり楽しめなかった。変に気構えちゃうみたいな。自分はそういうことがよくある。
今回観たら、けっこう面白かった。人物たちの独白は聞いていて時々「うぇっ」ってなったけれど、ラストの『one more time~』の流れる数分間は圧倒された。画の切り替えのタイミングが気持ちいい。時系列と場所が入り乱れた綺麗な画が絶妙のタイミングで。ありゃあいい。
コンビニで懐メロがかかってるってエヴァもだったよな。ありゃあいい。
ちなみに新海誠の流行りのあれはまだ観てない。レンタルとかアマゾンプライムとかに来たらでいいやって。あんなに女子供の間で流行ってるものはなんか観づれえっていう、よくいるひねくれ野郎。
アマゾンプライムビデオでクレヨンしんちゃんの劇場版が復活してた。
去年末ぐらいに検索した時は「現在取り扱っておりません」みたいになっていたのだけど。うれしい。
さっそく今日の昼『クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』を初めて観た。
いやあ、面白かった。
ある作品が世間で「泣ける」とか銘打たれてると、そりゃあもう身構えちゃって、「おらぁお涙頂戴ものが大嫌いだぁ、周りが泣いた泣いた言うほどこっちは冷めていくだぁ」ってなる。
だからちょっと身構えて観始めちゃったんだけど、そんなんいらんかった。ちゃんとアホでお下品なしんちゃんやってて安心した。しかもしっかり泣いてしまった。ごめんなさい。
こんなところ自分以外の誰も読んでいないだろうけれど一応マナーとして「この先ネタバレ有り」と表記する。
終盤、肉体を持った本物のひろしが出てきたところはビックリ。ロボとーちゃんはひろしの人格をコピーしただけの、本当にただのロボットでしかなかったことがわかるシーン。しっかりSFやってる!
「自分が誰かのクローンであると知り、アイデンティティを喪失する」っていうのはけっこう王道なテーマなのかな。○○ものって呼び方あるのかな。知識がなくてわからない。
これまたネタバレになっちゃうけど、『月に囚われた男』がそういう話だったと思う。観たけど全然覚えてない。
ただ、ロボとーちゃんぐらい心情をわかりやすく描いてる作品はそう無いんじゃないかしら。
ギャグも面白かったなあ。唐突なコロッケ五木ひろしゴリ押しほんと好き。
OPのクレジットで「脚本グレンラガンの人か」ってなったから、ラストバトルはもうちょっとロボバトルシーンあるのかなあって期待してたけど、終わってみればケツだけ星人であっさり倒して最後の腕相撲に尺使うって最高ね。そもそもアバンでしっかりロボものパロやってたし。
引き続き劇場版しんちゃんを観ていこうと思う。まだ観てない作品いくつかあるし、オトナ帝国とか戦国とかも小中学生とかの頃に1度観たきりだからもう一度観よう。
ヘンダーランドと暗黒タマタマは好きすぎて事あるごとに観てる。
漫画を描き始めた。
半年ぶり6度目の挑戦(達成したことはなし)ぐらいの感じだけれど、今回はがんばる。(毎回言ってる)
まーたネーム(のような汚い何か)が完成した時点で力尽きてペン入れとかできないんだろうなあ。まあがんばれ。